たそがれのイギリスでCANDY SHOP:お客さん編

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この仕事での楽しみ、それはお店に来てくれるお客さんに喜んでもらえること。いろいろな人が来ます。明るい人、愉快な人、素敵な人、可愛い子、生意気な子、困る人、迷惑な人などなど。みなお客さんです(お買い上げ頂ければ)。毎日が、ちょっとした人間劇場のようです。よく来る子供が成長していく様子が見れたり、反対に高齢の方が来るのが大変になり、回数がだんだん減っていったりとか.... 常連さんもいます。長くて1年以上来店されてる方も数人います。私は顔を覚えるのが苦手なので、常連さんが買っていくお菓子で覚えるようにしています。お店のスタッフにもやはりお気に入りの常連さんがいて、来店を楽しみにしています。中にはかなり個性的な方もいて店で話題に。その中の一人、もうかなり長いお客さんでその風貌と、神秘的なことを話しだすと止まらないことから、「ゾディアックマン」と呼ばれ、皆から敬遠、ではなくて愛されています。いつも、リコリスの根をお買い上げいただきます。一度、スタッフの一人がいつも背負っている大きなリュックの中身を聞いたら、西洋星座の地図を広げ出して大変なことになりました。他のお客さんも目が点。それ以降、リュックの中身を聞くスッタフはいません。

小さなお店で、常連さんは本当にありがたい限りです。昨日も閉店まじかによく、ピーナッツチョコを買う常連さんが来て、「実は引越しで今日が最後のお買い物なの」と、いつものピーナッツチョコをたくさん買って行ってくれました.... ホロリ