たそがれのイギリスでCANDY SHOP:個性的なお客様

イギリスもやっと暑くなってきました。店も冷房入れているのですが、どうしても、くっついてしまう飴とかあります。チョコも溶けないか心配だし... イギリスも気温が30℃以上になるといろいろ問題ですね。この暑さのなか、クリスマス注文の締め切りも、もうすぐなんて、嫌になります。

 

お店の常連さんたちも皆元気そう。ゾディアックマンも暑くなって、かなり臭いということです。幸いなことに、私が働いている時には来ません。T子さんがお気に入りで、彼女の日にしか来ないのです。私が接客するお客様にも個性的な方がいます。その一人、いつも「エキストラストロングミント」を買われるおじいちゃん、歯がほんとんどなくて、何言っているか全くわからない。最初の時は、自分の口からミント出して、見せてくれて、それで初めて買いたいものがわかりました。律儀にも、前回のシワくちゃになった紙袋を持ってきて、それに入れてくれと頼まれました。それ以降、いつも同じものを3ポンドお買い上げいただいております。最初は、なんか小汚い感じとの印象だったのですが、昨日よく観察してみたら、何とおしゃれなおじいちゃんだったんです。ビーズが付いた黒の野球帽、真っ赤なジャンパー(これもなんか光ったものが飾りに付いていました)、黒のTシャツに、とっても大きなゴールドの玉と星の形のような色をしたネックレスを2つ。つい、「素敵なネックレスですね」と言ってしまいました。お返事いただいたのですが、全く何言っているのかわからず、チャリティーショップというのだけ聞き取れたので、そこで買ったようです。

 

これからは、彼のファッションにも気をつけて、接客させていただきたいと思っております。他にも、まだまだ、心に残るお客様がいらっしゃるので、また次回、紹介させていただきます。

 

 

f:id:candyprincess:20160827000403j:plain