たそがれのイギリスでCANDY SHOP:3時半の男、バイトのRくん

前回でお話しした、バイト募集の件、難航しております。また詳しくは、のちに書きますが、いろいろ訳ありです。

ところで、バイトのスーパースターRくん、とうとう大学に飛び去って行きました。最後の方は、がむしゃらに一心で働いていたような感じで、「もういいよ、そんなに一生懸命働かなくても最後だし〜」って言いたいくらい。最後の日は、うちのベテランTさんと、涙をこらえて見送りました。「りっぱなビジネスマンになって、うちのお菓子たくさん買いに来てねー」と。後で、鍵返してもらうの忘れたことに気がついたけど....

Rくんとの思い出話はたくさんあるのですが、今日は彼にまつわる、ちょっとした不思議なエピソートをお話しします。まず、何と言っても業務員用の色々な意味でとってもこわ〜いエレベーターに閉じ込められたこと。30分程度なのですが、二重ドアのくらい密室です。私も何回も使っていますが、閉じ込められたことはないので、不運としか言いようがありません。閉じ込められている間、警備の人から、「大丈夫、彼笑っているから」と説明を受けましたが、何で笑っているってわかるのよー カメラなんてついていませんよー 後で彼から聞いた話ですが、「何か必要なものある?」と聞かれたそうで。まったく、ジュースでも調達してくれるんですかー???そして、これが、起きたのが3時から3時半でした。

そして次、彼が働く土曜日に、ショッピングセンターの火災サイレンがなり、外に避難するというハプニングが2度もありました。それも両方ともかなりシリアスなもので、1時間以上も店にもどれず、2度ともその日、Rくんには帰っていただきました。この、火災なんですが、両方とも何とまた、3時半ころに起きているのです。こうなると、3時半の不運の男としかいいようがありません。彼が来る前の3年間、火災警報がなるなんて一度もありませんでした。

ともあれ、Rくん、お客さんからも親しまれ、皆、彼が好きでした。頑張って大学でビジネス、勉強してくださいね。それと、早く鍵返して〜

 

RくんとTさん

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