BrexitのイギリスでCandy Shop:突然の閉店その後
閉店して早くも一ヶ月以上たちました。寂しいはずなのですが、余ったキャンディーなど全て家に持ってきたので、我が家はキャンディーに囲まれかなり賑やかです。家でキャンディーショップができるくらい。ただ、お客様が来ないので全く減りません。正直、大変な状態です....
ところで、スタッフのその後なのですがベテランTさんは直ぐに仕事が見つかり、フルタイムで今働いているそうです。どこかというと「マクドナルド」。ご主人もそこで機械の管理をしているそうなので、その関係もあるのでしょうか。一度、マックのTさんみにいきたいですね。一日9時間のシフトだとか。
問題児W君は最後まで不思議の国の人でした。これもまたのちほどお話いたします。 今何しているかは知りません。知りたくないです。9月から弁護士になるための学校に1年行くと言っていましたが... 日本人スタッフの2人はきっと主婦をしていると思います。1年勤めてもらったCさんは土曜日に日本語学校の先生もしているのでお忙しいことでしょう。余ったキャンディーを箱二つほど持って行っていただきました。学校の生徒さんたちにあげるそう。
私は、1日も早くキャンディーに埋まったこの家を何とかしたいです。主人も目の前にあると食べまくるし、トホホ.... アリの季節前には絶対...
BrexitのイギリスでCandy Shop:突然の閉店
突然なのですが、1月4日にお店を閉店いたしました。本当はあと3年は今の所にいれたのですが、ショッピングセンターの新開発のため立ち退きを命じれました。何とかクリスマスまで待ってもらえたのが幸運です。
お店は通常通りに3日4時まで開き、その後は地獄のような引っ越し....そして4日に掃除、インベントリーとなりました。インベントリーを2、3時間待つ間にも、お客様が店の前に止まり、皆驚きと、悲しみの声をあげられていかれました。私はというと、いたたまれなく外から見えない場所に隠れてました。お母さんと一緒に来た、まだ小さい男の子、店が無くなっているのを見て下を向いて悲しそうな顔をしていました。これは多分一生忘れられません..... お母さんが「さあ、行きましょう...」と男の子の手を取って去っていかれました。
立ち退きは、昨年春ごろから言われ、嫌がらせもあったりとか大変でした。また、店の周りに店が全くなくなりお客数も6年で最低の年だったので閉店に踏み切りました。さて、このブログどうしようと考えているのですが、忙しくて載せられなかった面白いお話などをこれからも載せたいと思っています。また、新しいお店も検索中なのでそのアップデイトも載せたいですね。
6年間、いろいろな常連さんが来てくれました。でも、最初の年から来てくださっている方は一人。皆、2、3年くらいでいらっしゃらなくなり、でもまた新しい常連さんが来ると言った具合でした。ゾディアックマン、ルイース、マダム...どうしているのでしょか?懐かしいです。
BrexitのイギリスでCandy Shop:2017年クリスマス
クリスマスまであと10日です。今年は5年間で一番しずかなクリスマスになりそうです。ショッピングセンターもテナントが入っていない店舗が多く、当店のエリアはライトアップもされていません。物価上昇がとまらず、お財布のひもは更にしめられているようです。
でも、当店だけでも華やかにしようと、ウィンドウディスプレーを今年もいたしました。いつものサンタさんにも登場してもらい、ライトアップ!
BrexitのイギリスでCandy Shop:トイレットペーパーは持参で
ご無沙汰してしまいました。クリスマスも近くなり、仕入れ、クリスマスデコレーション準備などで忙しくなってきました。とは言え、イギリスの景気は思わしくなく、皆様お財布の紐はしっかりしめておられます。
ショッピングセンターも、節電でライトアップも昨年より少なく、当店の通りも夕方には真っ暗です.... 従業員用トイレもこのところトイレットペーパーが少ないのに新しくしてないなあ〜何て思っていたら、何と従業員用どころかお客様用トイレには全くトイレットペーパーがないそうです。そしてさらに、あと3日しないとトイレットペーパーが来ないそうです!一体どういうことなんでしょうか?大きなショッピングセンターですよー 皆、トイレでどうするんでしょうか?ペーパー持参ですか?考えただけでゾッとします。特にイギリス人はティッシュなんて持ち歩きませんので...
まさかこれも経費節約じゃないですよね。
BrexitのイギリスでCandy Shop:不思議の国のW君
今日は、またまた当店唯一の若い男性W君の近況をお伝えします。
W君、知れば知るほど謎めいているのですが、すぐ止めてしまう最近の子とは違って真面目に働いてくれています。(相変わらず遅刻はありますが、おかげさまで慣れました)先月もスパースターのような子が風のように現れ、風のように去って行きました。それに比べればありがたい存在なのです。
最近の発見:
その1
常連のマダムの「素敵な髪の毛」という指摘でわかったのですが、なぜか髪の毛だけスタイリンクしているようなウェ-ブをしています。全く気づかなかったんですが、よく見たらそうかなぁという感じ。または、ただの寝癖。
その2
何と6人兄弟で、何エーカーもある広大な敷地の大きな家に住んでいる。犬と猫と離婚した両親と。
その3
優しい性格で、動物愛護のため菜食主義者(そのわりにはプックリで、ここで働き始めてからさらにプックリした感じ)将来は豚をペットとしてかいたいとそうです。
その4
一緒に働いているTさんからの指摘というか苦情。かがむたびに尻の割れ目が見える。見えるたびにW君に注意しているそうです....よく服の中に手を入れて引っ張るので体が見える。これも毎回注意しているそうです..... 服を裏が返しに着てきて注意される。
その5
全然似てないちょーかっこいい弟がいる。彼に車をとられて、W君は田舎町からバスを使って店に来ています。これも遅刻の一因。
その6
キャンディーが入ったプラスチックの箱が開けられない。いつも開けてあげる。
その7
よく深いため息をつく。
その8
来年からは、弁護士になるための大学に行く。優秀な頭脳!
その9
相変わらずのろくて、常連さんに「あの子ちょっとのろいんだよね」などどいわれるが、マイペースで行列ができてものろのろと丁寧に袋をおってお客様にわたすので、さら列が長くなる。
その10
不眠症ということですがエネジードリンクを飲みまくる。
どうですかW君、とっても面白いでしょ?
BrexitのイギリスでCandy Shop:戦争画家の常連さん
お久しぶりです。夏も終わり、秋というよりはもう冬っぽいイギリスです。お店もハロウィンを通り越して、すでにクリスマス商品が並び始めています。
最近はスタッフのお話が多かったのですが(W君、なんとか元気に働いています)、今回は、もうかれこれ数年にわたる常連のGさんを紹介したいと思います。
彼は、週末に来る常連さんで、いつもジェリーベイビーというかわいい名前のグミ菓子を買っていかれます。体の大きいGさんのイメージとはちょっと違うのですが... 最初は、ベテランTさんとよくお話していて、隣で聞いていると、腕の具合はどうかとか話していました。怪我でもしたのかな?何て思ってTさん聞いてみたところ、「彼は戦争画家で、戦場の油絵を描きにアフガニスタンいった時に、流れ弾に撃たれて腕を負傷したのよ」との回答でした。それで、最近、やっと腕が上がるようになって絵も描けるようになったそう。恐ろしすぎますねー
私もそれから数回Gさんと話す機会があり、少し彼の仕事を聞いてみました。彼の画家としての仕事は
戦場の英国軍の戦う様子→怪我した様子→病院に運ばれる様子→病院での治療→ヘリコプターで運ばれる様子などをストーリー展開で油絵で描くというものだったそうです。大きな展示会も開いて、皇室の方とかにも作品を紹介したとか。ただ、現在は、自分も怪我をして実際に絵に描いた過程を経験したので、もう戦場には行かないことにしたと語ってくれました。今は、普通の絵を描いていますが、イギリスで軍人さん達の絵の依頼はきているそうです。彼が描いたカードをいただいたので載せさせていただきました。
Gさん、気さくで、明るくて、長身のハンサムな普通のイギリス人、とてもアフガニスタンに油絵を描きに行ったようには見えないです〜
BrexitのイギリスでCandy Shop:まだ続くアリ地獄
イギリスは9月に入り、すっかり秋模様です。どんぐりが地面一杯に落ちて、風も冷たくセーターを着ている人も。
なので、夏も終わってあのアリロリーポップも終わったかなと思っていたのです。ところが、先日、男の子が息を切らして店に入ってきて、「oxox」何か言っているんですが興奮しすぎていてよくわからい。で手に持っているロリーポップを差し出して「アリ、アリが中にいるんだよー」ビックリしたんだと思います。怯えた目で...まさか、まだアリがいたとは.....ハー
彼には代わりのをあげてお詫びしました。今年の夏はアリ一色